大谷大学

森本 辰巳

世界中で変化が加速する今だからこそ
留学で身につけた
柔軟性を生かしていきたい。

貝印株式会社 勤務
国際文化学科 2019年3月卒業 
京都府・京都すばる高等学校出身

森本 辰巳Morimoto Tatsumi

北京留学で感じた日本人と中国人の価値観の違い。

私が国際文化学科への入学を決めたのは、留学制度が充実している点に魅力を感じたからです。少人数制の大谷大学なら教授と学生の距離も近く、豊富なプログラムの中から自分の希望に沿った留学を叶えられるのではないかと期待して入学をしました。私は高校時代に英語を専門的に学んでいたので、大学では他の言語も習得したいと考え、アジア文化コースを選択。3年生の時には1年間の北京留学を経験しました。現地の大学では中国語力を磨きつつ、英語で行われる中国の歴史や経済の授業も受講しました。中国には自分の意思をはっきりと伝える風潮があり、曖昧な返答をすると勘違いされて伝わることも。はじめは戸惑いましたが、初対面でも気さくに接してくれる中国の方々のおかげで少しずつ環境に慣れていきました。中国人の友人には不自然な言い回しを訂正してもらったり、勉強のために会話を録音させてもらうなど随分と助けられました。

中国経済を知ることは日本を見つめ直すことにつながる。

大学入学後、アジア文化を専攻する中で私が特に興味を持ったのは、日本とも密接に関わる中国のネット経済。私が留学していた2017年の1年間にも中国のネット経済の発展を体感する出来事がたくさんありました。例えば、支払い方法では当初現金払いが多かったのですが、あっという間にクレジットカード払いが主流に。さらにキャッシュレス決済アプリが広がり、帰国直前には顔認証による支払いへと生活スタイルが変化していきました。新しいシステムやサービスを導入する際に日本の場合は慎重にテストを繰り返しますが、中国ではいち早く社会に導入して失敗したらその都度改善していく。その違いを肌で感じられたことは貴重な経験になりました。

大切なのは変化を恐れず、柔軟に対応すること。

卒業後は大学で学んだ語学を生かしたいと考え、貝印株式会社に入社。現在は海外事業本部で国内の貿易会社への商品提案やアジア全域の現地法人とのやりとりを行っています。世界中がインターネットでつながる今、弊社でも中国向けにSNS生配信で製品PRを行うなど新たな取り組みをはじめています。ワークスタイルや販売・宣伝スタイルは今後さらに多様化していくでしょう。大切なのはそのような変化に臨機応変に対応し、変化とともに生きていくこと。留学やフィールドワークを通して、日本とは異なる言語や文化、価値観を学び得られた柔軟さを今後も仕事に生かしていきたいです。